研究室紹介

担当教員紹介

日本女子大学 

国際文化学部国際文化学科/ 人間社会学部文化学科  


教授 田中有美



研究者としては、アメリカ文学・文化と日本文学・文化の相関関係や文学・文化伝統の比較研究をしています。今までは、アメリカ南部の文学と現代日本文学が、ヨーロッパの文学伝統に対してどのような反応をしてきたか、スペイン文学の『ドン・キホーテ』を例に、その類似点について考察してきました。今は、南部文学と現代日本文学における「食」の表象についての比較考察に取り組んでいます。


教員としては、アメリカ文学・文化や、日本語と英語の文学テクストを使った翻訳研究についての授業を担当しています。文化学科/国際文化学科には多様な関心をもつ学生が集まっておりますので、ゼミでは、アメリカ文化に関係すること、日米または日本語・英語に関わる比較文化に関係すること、スペイン語圏の文化に関係することで卒業研究に取り組みたいという学生のサポートをしていきたいと思っています。毎年、さまざまな関心をもつゼミ生に恵まれ、私にとってもゼミは重要な学びの場になっています。また、最近では「翻訳スタジオ」という取り組みが定着してきており、AI翻訳の発展についても念頭に置きながら、ゼミ生が難しい英語の文学テクストと格闘し、自分たちの日本語の力や感性を総動員して創造的に翻訳に取り組んでいる姿を見て、密かに感動しています。








ゼミ紹介

主に英米文化や文学の比較を行っています。現在は8名(留学中の1名を含む)で活動しています。ゼミ生の研究テーマは、英米文学やブロードウェイミュージカル、書道など幅広く、それぞれが関心を持っている対象を研究しています。また、それぞれの研究と並行して、「翻訳スタジオ」というプロジェクト活動を年間を通して行っています。詳細については、「翻訳スタジオ」をご覧ください。

一年間の流れ

4月

・自己紹介

   

・翻訳スタジオ(翻訳作品決め)

(翻訳作品を決める際は、田中先生がご用意くださったドーナツをいただきながら、和やかな雰囲気で話し合いました!)


5月  

翻訳スタジオ(翻訳)


6月

卒業研究構想発表

(発表形式は自由度が高く、レジュメやパワーポイントなどを利用して発表しました。)


7月

卒業研究構想発表


8月

・ 夏休み(翻訳、研究)

(今年の作品は長めだったため、夏休みにも取り組みました…。)


9月

夏休み(翻訳、研究)


・夏期研究活動報告


10

翻訳スタジオ(翻訳)


11月

翻訳スタジオ(翻訳)


12月

卒業研究中間発表


1月

卒業研究中間発表

(新年最初の講義前には教室に集まり、先生が買ってきてくださったおにぎりを皆でいただきました!)


・翻訳スタジオ(編集)


2月 

翻訳スタジオ(編集)


3月

・翻訳スタジオ(編集)


※2024年度実績